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漁師の一日 番外編 定置網漁の販路

日本海

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今回は定置網漁に入る魚種やかけとり等の情報をお届けします。

漁師の一日 番外編 定置網漁の販路

 

 
魚種について

3月下旬、寒暖入り混じる日々ですが海水温はまだ上昇していません。

そんな3月下旬の定置網漁での魚種は!!

 黒マグロ ブリ・ヒラマサ・トラフグ・平目・真鯛・真アジ

スルメイカコウイカヤリイカ・剣先イカアオリイカ(水イカです。

 漁獲量制限がある黒マグロは、どんなに大きくても

周辺の定置網にも群れで入る

市場価格はびっくりするくらい下がります

競りの価格を後で知りΣ( ̄ロ ̄lll)

『その値段なら個人で購入して親戚一同に食べさせてあげたかった。』

と思うくらいの暴落ぶりです。

 

やっぱりイカがいい

 山陰地方では魚市場の競りで断トツに高額なのは剣先イカです。

前回でもお伝えしましたが、定置網漁の収入源の大半はイカが占めています。

剣先イカは地元の魚市場に卸すしかないのですが

ヤリイカコウイカ・水イカ については少し異なります。

 

業者さんが九州方面から大きな生け簀を積んだトラックで

遠路はるばる、活きたイカを求めて買い取りに来られるのです。

漁師の間で『かけとり』と言われていますが、

信用払いでその場で現金は支払われず後日きちんと振り込まれます。

 

『かけとり』業者さんが来られるのは大体週2回

事前に漁協を通じて日程の連絡があります。

地元の魚市場に出荷するよりも取引額が高いので、来られる日に合わせて漁協に生け簀を借りてイカを活かしておきます。

 

許しを得て生け簀を見学しましたが

透き通ったイカが一斉に泳ぐさま

うっとりするくらい綺麗で私の眼にはお刺身が泳いでいるように見えます。

次回は写真撮影しておきますね。

 

『かけとり』金額について

4、5年前まではヤリイカの『かけとり』はオスのみでした。

近年、イカの不漁が続き、メスの子持ちイカも取引されるようになりました。

オスのヤリイカは1キロ 2500円 大体3~4杯。

メスのヤリイカ(子持ちイカ)は1キロで2000円 メスはオスに比べて小さめなので約10杯程度になります。地元の魚市場の相場はこれより低いです。

 

調理方法はなんといってもオスは活き造りが一番!!

左右のほっぺたが落ちるくらいの美味しさの

子持ちイカの煮つけもお勧めです。

 

トラフグは料亭へ

トラフグ

トラフグ

 

魚市場、かけとり以外の販路として取引のある地元の料亭があります。

トラフグが入ると料亭に打診してご注文があればお届けします。

年末は事前のご注文が入ることが多いですが、なにしろ『待ちの漁』である定置網漁ですので明日入るのか明後日入るのかが分からないことが難点です。

 

ふぐ刺し

ふぐ刺し

この画像は取引先の料亭で撮影したものです。

目で味わってくださいね。

 

では今回は番外編でしたが最後までお読みいただきありがとうございました。