漁師の妻ブログ

漁師の妻の日常

新米漁師 海士(あま)編

今回は海士(あま)についてお届けします(o^―^o)

年に一度海士(あま)の宝探し

 

ナマコ漁

ナマコ漁

山陰地方の夫が在籍している組合の海士(あま)漁では

年に一度だけの限定で宝探しができるのです。

宝探しって?

さて早速ですが問題です。

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黒い宝石

 

Q 写真の黒い物体はなんでしょうか。

ち、ち、ち、ち、ちーん。

 

答えは

黒ナマコです!!

この黒ナマコ漁を宝探しと言っています。

 

Q なぜ宝探しなのか。

 

A 黒ナマコは乾燥させて中華料理の食材として取引されていて、別名『黒いダイヤ』と呼ばれているからです。

ですので海士(あま)にとってはまさにダイヤを探す宝探しをすることになります。

 

Q なぜダイヤと呼ばれるのか。

 

A. それは輸入国である中国で需要が高まり価格が高騰しているからなのです。

日本では北海道、青森、山口が特に漁獲量が多いと言われています。

色違いナマコ

 

 黒ナマコ。他の色が気になりませんか?

みなさまが、酢の物などで召し上がってらっしゃるのはほとんどが赤ナマコ青ナマコです。

ここで 赤ナマコをご紹介致します!!

赤ナマコ

赤ナマコ




 苦手な方がおられたらごめんなさい(´;ω;`)

夫が尋常ではない体力消耗から収穫したナマコ。

私には可愛く見えるようになってしまいました。

色の違いをお分かりいただけたでしょうか。

青ナマコに比較して赤ナマコの方が味わいがよく価格も高価です。

(今回は青ナマコは収穫しておらず、写真でお示しできずにごめんなさい。)

ナマコについて

ナマコは漢字で示すと海鼠と書きます。

世界にはなんと1500種類もいて日本では200種類。

その上で食用になるものはもっと減って約30種類ほど。

獲れたての赤ナマコを捌いて酢、醤油、スダチや柚子などの柑橘類を絞っていただくと独特の歯ごたえと旨味があって

思わず『幸せだなぁ』とつぶやいてしまう美味しさです。

ナマコ漁は11月から4月までですが、休漁期間を設定して制限している地域がほとんどです。

価格について

さて、では黒いダイヤは一体どのくらいの価値があるのでしょうか。

今年は中国からの輸入希望が減少して昨年に比較して価格は下落しました。

昨年は1キロ当たりが1300円

 

黒ナマコ価格

黒ナマコ価格

今年の価格は 大暴落の1キロが888円です。

 

Q では年に1度の宝探しで海士(あま)が1人当たりどれだけ収穫するのか。

(※時間は9時から12時の3時間限定です。)

ベテラン漁師の収穫量は

ナマコ収穫量

1人分の収穫量

ベテラン漁師の収穫量は

なんと!!

衝撃の80kgΣ( ̄ロ ̄lll)!!!

ピンクのハートでお顔を隠した方が今回の宝探しのナンバーワンでした。

 

ちなみに海士(あま)歴8か月の夫の収穫量は40kgでした。

まだまだ成長過程です(o^―^o)

これからまた資源保護のために1年間は宝探しはお預けです(o^―^o)

ナマコさんじっくり大きく成長してくださいね✧♡

 

 

桜

 

漁師妻の独り言

この春に嬉しい出来事がありました。

私は家族に一度も誕生日を祝われることがないまま成人しました。

誕生日は365日の中の1日に過ぎず、友人がご家族からお祝いされたお話を聞くたびに何とも言えない 孤独感に包まれるようでした。

20歳の誕生日に初めてホールのケーキでお祝いされたときは

それはそれは嬉しかったです。

そして今年の誕生日はなんと、愛すべき漁師軍団からケーキが届きました。

誰かが自分の誕生日を覚えてくれて、祝ってくれる。

それがとてもとても有難く、くすぐったいような恥ずかしさと嬉しさで

心がぽかぽかにあたたかくなった出来事でした。

大切な人がこの世界に生まれてきてくれた素晴らしい日。お誕生日おめでとう。

あなたの笑顔が何よりのプレゼントです。

今回も最後まで読んでくださってありがとうございました。 

皆様の今日という日が素晴らしいものでありますように。