漁師の妻ブログ

漁師の妻の日常

コロナと孤独

 こんにちは。

愛あふれる優しいあなたへ。

今回もお越しくださってありがとうございます。

コロナと孤独

 

漁師軍団の今は

自粛規制の緩和で漁師に活気が戻ってきました。

収入が激減した海士(あま)漁師には生活ができるように支援されることが決定したのです。

サザエは1キロ350円で買い取ってもらえるようになりました。

船から降りてくるみんなの笑顔が輝いてみえます。

すでに日焼けで黒焦げで歯だけが真っ白に浮き出て見えて笑いを誘います。

地方医療機関の現状

報道ではコロナ感染対応病院の経営難が叫ばれています。

ではコロナ感染患者を受け入れていない病院はどうでしょうか。

医師不足が深刻な地方病院では、

県外から曜日を限定して外来診療を依頼する。

手術日のみ麻酔科医に依頼する。

週末の当直のみ依頼するなどして対応していました。

それがコロナ感染対策のための医師の移動の制限で

外来診療の継続ができない。

必要な手術が行えない。

入院の受け入れができない。

感染対策で健診を中止する。

こうした状況で収入が激減しているのです。

この夏の賞与を全面カットすることが決定した病院もあります。

また防護具の不足から感染対策に対する不安感が拭えず医療従事者の離職が増えているのです。

職員の人数が少なくなっても日々の看護、介護の質を落とすわけにはいきません。

その分1人の負担ばかりが増えている現状です。

例えば診察だけに集中していた看護師が

午前は診察の補助を行って、食事時間もままならず午後は入浴介助。

それが終わってから、診察後の書類、カルテ整理等を行う状況で残業が続きます。

 このままマンパワー不足が続けば地方医療は破綻すると日々感じています。

独居の孤独

 この一年間で4回敷地内に侵入され庭や物置を荒らされる被害を受けていました。

朝4時過ぎに主人を送り出して、お洗濯をして勝手口から庭に出ると、鉢植えが倒れていたり、あるべき物が無くなっていたり。

それを発見すると胸が押しつぶされるような気持ちになりました。

近隣の方とトラブルもなく生活しているのにどうしてだろう。

警察の方は

「本当に怨恨があれば道路に面した場所にいつも駐車している車に傷つけたり、エアコンの室外機を壊したりもっと悪質なことをする。犯人の真意がわからない。」

と毎回言われていましたが、なんともいえない不安と悲しみを感じていました。

指紋の照合や足跡の照合、現場検証も行われましたが

毎回犯人を特定できません。

防犯対策をしても上手に避けられてしまうのです。

そして昨日も被害に遭いました。

今回は器物破損が多くあったので、これまでより時間をかけて捜査されました。

そして時間を少し置いてから、警察官の方々が目撃情報がないか近隣を一軒ずつ訪ねられたことで犯人がわかったのです。

ご本人は警察官が自宅に来たことで自分が犯人と特定されたと勘違いされたようでした。

犯人は70代の一人暮らしの女性でした。

とても優しい方でわたしが庭など荒らされて落ち込んでいると毎回すぐに訪ねてくれて慰めてくださっていたのです。

分かった時は言葉も出ませんでした。

その女性は泣きながら

「あんたと話したかった。警察がきたら話すきっかけができるから。ごめんなさい。」

と何度も謝られました。

その時にふっと思い出したのは毎回被害に遭った前日にその方とたまたま会ってお話していたことです。

そして明け方5時ころであっても、パトカーがサイレンを鳴らさずに自宅に到着するとほぼ同じ時間にその方も私の自宅に現れていたのです。

疑ってもいなかったのでその共通性に全く気が付いていませんでした。

お魚が大漁の時はお刺身にして届けたりしていましたが、仕事の忙しさから数分程度しか会話ができていませんでした。

現場検証の時間は数時間かかるのでその時は急遽仕事は休んでその女性と過ごす時間が長かったのです。

 わたしと会話したくて夜中に暗闇の中、庭を荒らす気持ちは理解できません。

ですが、そうまでしても誰かと関わりたいという孤独感は理解できます。

被害届ではなく相談対応に変えてもらったので、女性が罪に問われることはありません。

 

マーガレット

マーガレット


 漁師妻の独り言

罪とは何でしょうか。

孤独を恐れる気持ちは誰もが持っていると感じます。

誰も自分を必要としない

誰からも話しかけられない

朝、目が覚めて

独りきりで食事をして

夜がきたら眠る

時間だけが過ぎていく日々

それが気が遠くなるくらい続くと考えたら。

 女性のした行動は刑法上は罪になります。

ですが出発点はただ寂しくてたまらなかった感情からです。

もっと話をする時間があれば結果は違ったのだと思います。

あなたをいつも想っています。

あなたがとても大切です。

どうか、元気でいてくださいね。

誰か一人でもそうして気持ちを届けてくれたら

孤独で真っ暗だった心の中に陽が射すのです。

 

今回も最後まで読んでくださってありがとうございました。

あなたの今日という日が素晴らしいものでありますように。